痰、尿、便などに血が混じるという場合は要注意です。それぞれ呼吸器、泌尿器、消化器の癌である可能性があるからです。血尿や血便の場合は肉眼的にわからないことがあるので定期的に検査をすべきです。一過性あるいは心配のない出血のこともありますが、検査をして異常がなければないで安心できます。もし癌であった場合は放置しておくと進行して生命が脅かされます。あの時カメラをしておれば良かったのにと悔やんでももう手遅れです。これらの出血の原因が癌である可能性は決して高くありませんが、出血は癌のサインの1つです。出血に気づいて早期に癌を根治できた方は皆さん、本当によかったといわれます。これらの出血に気づいた時、あるいは心配な時は早めに医療機関に受診されることをお勧めします。 (H20.6.29)