6月下旬は最も日が長い季節ですが、日本では梅雨の季節でもあり昼の長さを実感できる日は少ないように思います。四季の移り変わりは天候からもわかりますが、咲く花の変化からもよくわかります。桜の季節が終わって木々の新緑が色鮮やかになって汗ばむ季節になったかと思うとやがて梅雨の季節となり雨に似合う紫陽花や水辺に映える花菖蒲が鮮やかな色彩で楽しませてくれます。また梅雨があけると蓮やスイレンが清涼剤のように目を癒してくれます。季節ごとに咲く花をみているとその強い生命力に元気づけられるような気がします。お寺や神社にきれいな花が咲くところが多いのもやはり花の生命力に対する人々の信仰の表れなのでしょうか? (H20.6.29)